暗闇を走っている感覚に陥っていないですか?それは計画がない証拠である

思考・心理・哲学

ポジションを持った瞬間に「このポジションは一体どうなってしまうのだろうか」という感覚、まるで暗闇の中で危険な道を走っているような感覚に陥ったことはないでしょうか。

この感覚に陥ってしまっている場合は全くトレードの計画ができていない、ポジションサイズなどが異常に大きく限界を超えている場合があります。

そうなってしまうと望んだ結果が出ないのは当たり前なのです。

 

トレードの計画が無いと恐怖で何も見えなくなる

全く明かりのない中を歩いたり走ったりすること、もしくは目をつぶって何かをすることはほとんど不可能でしょう。

全く計画のないトレードはこの暗闇を闇雲に走っているような感覚に近いと言えます。トレードはポジションを持って待つだけに思えますが、計画のないトレードは暗闇を恐怖を感じながら危険な道を走っているのと変わらないのです。

「ポジションを持って待つ」は合っていますがこれはトレードの計画が存在してこそ本当の意味を持ちます。

  • 一体どこで利確をすればよいかがわからない
  • 損切りもどこで行えばよいかわからない
  • 理由もなくポジションサイズは最大

このような無計画なトレードを何度も繰り返しているようでは勝ち続けることはできません。計画は必要不可欠なのです。

 

トレードの計画とは「いつ買う(売る)か、どこで利確するか、なぜ損切りするか、ポジションサイズは適切か」

トレードの計画ではこれらが1つでも欠けていてはいけません。

  • いつ買う(売る)か
  • どこで利確するか
  • なぜ損切りするか
  • ポジションサイズは適切か

どれか1つでも欠けていることでギャンブルトレードに発展する可能性が発生してしまいます。

トレードは常にチャンスがあるようで実はそれほどチャンスはありません。つまりトレードする(ポジションを持つ)理由を常に探していては無駄なトレードが増えるだけです。

 

利確と損切りに関しては「どこで」「なぜ」するのか明確な理由が必要です。なぜなら納得のいかない利確と損切りでは「もしかしたら少し利益が伸びそう」「もしかしたら損切りした瞬間反転するかもしれない」などの後づけによって執行できず、致命傷になる可能性があります。

 

ポジションサイズは損失が出ることを念頭に置いた時に「致命傷になる可能性がある」場合は確実にサイズオーバーと言ってもよいでしょう。さらにはちょっとした値動きで恐怖を感じてしまい、利確損切りを繰り返してしまいます。

 

全部の条件が揃った時にトレードする、つまりトレードの計画がある場合のみにトレードすべきなのです。

 

計画的にトレードをしよう

計画がないにも関わらずトレードしてしまう場合は手法などではなく自分をコントロールする能力を身に付ける必要があります。

  • いつ買う(売る)か
  • どこで利確するか
  • なぜ損切りするか
  • ポジションサイズは適切か

これらが揃った時にトレードするように心がけることで無駄なトレード、恐怖を感じるトレードが減ると言えます。

 

そして計画とは言っても様々なものがあります。形にとらわれず、午前中はトレードしない、持ち越しはしない、曜日を決めてトレードしない曜日を決めるなどの自分に合った計画を立ててトレードしよう。

 

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