築き上げたFXスタイルを全て破壊してみる

思考・心理・哲学

自分のFXスタイル、手法や分析方法に違和感を感じていないか一度問いかけてみてください。

どうでしょうか?もし少しでも不安になってしまったなら見直す必要性があるかもしれません。

 

FXのスタイルを破壊しろ!しかし愛着や執着心が邪魔をする

何かを手作りで何時間もかけて作り上げたとします。ただし少し満足していません。

この時どのような感情になりますか?「やっとできた!でもこれは1からやり直すのは勿体無いな」と言ったような感情になるのが恐らく多数派だと思います。

これがFXのスタイルや手法だとしたらさらに強い感情になるのではないでしょうか。

何ヶ月、長い場合は何年もかけて試行錯誤を繰り返し築き上げたトレードスタイルを崩すとなるとそう簡単ではありません。

もしそれが間違っていると朧げながら気付いているとしても何ヶ月、何年もの時間を全て否定することになる訳ですからやはりすぐ崩せません。

 

FXでは無駄なプライドは損しか齎さない

時間をかければかけるほどその作品(手法など)に愛着や執着心が湧きます。

もし今の手法などに行き詰まっていると少しでも感じ、言い訳をしながらトレードしていないか確認が必要です。

  • 「たまたま運がないだけでいずれ成果が出る!」
  • 「何年もかけて試行錯誤し勉強したから今までの時間が無駄になってしまう!」

このような気持ちに少しでもなっているなら自分のトレードを見直す必要があるかもしれません。

もちろんすぐに成果が出ない場合もありますが、違和感を感じながらトレードし続けている時点で何かが足りないか間違っている部分がある可能性が高いと言えます。

そのまま成果が出るか曖昧で同じ方法を使い続けていては今の自分で完成だと思っている可能性もあり新しい知識や新しい方法を吸収できない思考回路になっていたり、ただただ損失が積もっていきトレードが苦しくなっていきます。

 

FXのスタイルは見切りをつけないと進化はない

  • ポジションの場合は「もしかしたら反転するかもしれない」
  • 手法などの場合は「いつか成果が出るかもしれない」

といった何の根拠もない愛着や執着心によって身動きがとれない状態なら見切りをつけないとポジション、手法ともに大損を招きます。

なぜ見切りをつけられないのか今一度確認してみてください。

 

FXのスタイルを全て破壊してみる

いままで築き上げてきたものをリセットして1からやり直してみることはとても勇気が必要です。

もしかしたら成果が出る、かけた時間が無駄になるといった具合にブレーキがかかります。

 

含み損のポジションを抱えていて、もしかしたら反転するかもしれないという心境だとします。
そこで勇気を出して損切りをしてしばらくした時に

  • 「なぜこんなポジションを抱えていたのだろう?」
  • 「見切りをつけてよかった!」

と言った場面に遭遇したことはないでしょうか?

リセットして冷静に客観的に周りを見たときに感情的になっているときとは見えてくるものが変わってきます。

手法なども同じで全てを破壊して冷静に客観的に周りを見たときに見えてくるものが変わってきて新たなものが見えてくるかもしれません。

流れがないときはどうするべきか?そんなときは客観的になれ

 

いままでFXスタイルを作り上げた時間は無駄ではない

全てをリセットするのは「いままでの時間が無駄になる!」と言うのが恐れる要素かと思います。

ただ全く無駄ではないと言えます。

何ヶ月、何年もの経験の中にリセットしても必要なものは絶対に残ります。

トレードの流れ、相場観、トレードの緊張感、単純に注文方法などなど全て無駄にならないですし、自分にとって不必要なもの、さらには足りない要素が見えてくるとも言えるので、必要なもの不必要なものを分別するように築き上げてきたものを全て破壊することは壁にぶつかったときに実は有効だったりするのです。

 

行き詰まりを感じている、または進化したいといったようなときは「全て破壊する」ことを勇気を出して行えば良い部品と悪い部品が見えてきたり、足りない部品が見えてくることにより新しいスタイルにめぐり合える可能性を見出せるのではないかと思います。

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