色の捉え方は人によって違う!トレードも同じ

思考・心理・哲学

「同じ色でも捉え方が違う」この意味はわかるでしょうか。

赤色を想像してみてください。同じ赤色とはいえ実は人によって若干違いがあります。

少し明るい赤色を想像したり、少し暗めな赤色を想像したりするのです。若干違いはありますが、その人にとっては赤色です。

例えば赤色にも種類があり、少しオレンジがかった朱色、少し紫がかったワインレッドなどがありますが人によっては単なる赤色にみえますし、細かい名称で識別する人もいます。

 

人によってこの色は何色なのか、僅かに捉え方が違ってくるのです。つまりトレードも人によってチャートの見方や捉え方が違ってくるのです。

 

チャートも人によって捉え方が違う

色の捉え方は人によって違うと書きましたが、チャートも人によって捉え方が変わってきます。

スキャルピングトレーダーにとっては売りだったとしてもスイングトレーダーにとっては買いだったりします。

つまり人によってみている時間軸、保有する期間などはバラバラです。さらには感性、価値観、意識が全く違っているのです。

顕在意識と潜在意識をトレードに活かせ

 

例えば上昇している場面だとします。

  • A「流れに乗って買いを仕掛けよう!」
  • B「一旦上げ一服したから短期的に売りを仕掛けよう!」

全く同じ時にチャートをみていたとしても目線が真逆になることがあり、やはり人によって時間軸や狙っている幅が変わってきますし、感性、意識が全然違います。

上記のAにとっては買いですがBにとっては売りと感じるから売っている可能性がありますので、見え方が違うのかもしれません。

 

自分色でトレードする

普段使用しているテクニカル指標が売りを示していて自分も売りと思う場面に遭遇したとします。そんなときは結果的に間違ったとしても素直に売っていくべき場面です。

または自分は買いだと思うのにテクニカル指標が売りを示していたとします。そんなときは迷いが生じるはずですし、もしテクニカル指標に従い売って逆行した場合には「自分の方が正しかった!」となりギャンブルトレードに繋がる可能性があります。

 

つまりテクニカル指標やニュースのみに従ったトレードはよくないと言えます。自分が感じたトレードをしないと間違ったときに納得がいかないわけですから、感情的になったりギャンブルトレードにつながります。

いかにテクニカル指標やニュースと自分はそう見える、感じるからそうする、といったバランスが大切になってくるのではないかと思います。

 

従うだけのトレードはやめよう

従うのみのトレードではなく、自分が見える感じるトレード、つまり自分色のトレードを見つけることにより、質の高い納得のいくトレードに繋がると言えるのです。

常に最終的な意思決定は自分の意思による決断を下すように習慣付けるようにしよう。そうしないと最後の決断を何かのテクニカル指標やニュースを自分の都合の良いように捉えて、それを選択の最終的な決断を下すようになるため、それは既に自分色のトレードではなくなるのです。

 

自分のトレードを意識しよう。

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