トレードの世界におけるお金は二の次の意味

思考・心理・哲学

為替や株の投資投機の世界ではよく「お金は二の次」となどと言う言葉を耳にしないだろうか。

「儲けがなかったらトレードする意味ないがない」という声が飛んできそうですがこれは紛れもない「真実」です。

 

トレードにも上達したいという強い気持ちが必要

 

例えば「お金持ちになりたいからプロ野球選手になろう」という人は恐らくいないか、プロの選手になんてなれないでしょう。

大前提として好きだからプロ野球選手になっているはずです。

 

お金儲けを根元に置くと

  • お金儲けのために野球をする
  • とりあえずお金のためと割り切り努力はする
  • そこそこ上達
  • が周りの更に努力している人に抜かれ心が折れそうになり挫折しそうになる
  • お金は儲からないし楽しくもいのでやっぱり才能もないからやめようと思う
  • 脱線

 

プロ野球選手の世界の方たちは

 

  • 野球が大好きだからプレイする
  • とにかく楽しい
  • 誰よりも上手くなりたい
  • 大好きだから猛練習し努力できる
  • コツコツと上達する
  • が周りの更に努力している人に抜かれ心が折れそうになり挫折しそうになる
  • だが野球が大好きなので頑張れる
  • 更に上達する
  • トップレベルに達する
  • その結果たまたまお金が手に入る

と言うように根底にお金儲けがあると、どうしても気持ちが入りきらなかったり、好きな人に抜かれたり楽しみながらプレイができなかったり劣等感を感じたりで挫折をします。根底に好きだから上達したいという人は強いです。

 

元プロ野球選手元監督の長嶋茂雄さんの好きな名言があるのでご紹介したいと思います。

「努力は人の見えないところでするもんだ。努力は積み重ねると人に見えるほどの結果が出る。」

野球を愛していないとこのセリフは出ないし、好きでないと努力などできないし、その結果上達のために人知れぬ努力ができるのでしょう。

 

トレードに置き換えるとどうか?

 

難しいですが「簡単にお金を儲けたいから投資をしよう」と言う方がほとんどだと思います。

ですが後付けだっていいんです。トレードをしていく過程で好きになり、時間を惜しまず努力をして「トレードが上手くなりたい」「トレードをしていると楽しい」そう思えたならすでにトレードを愛しています。

「儲けは二の次でトレードが上手くなりたい!」そんな風に思えるようになってからがスタートラインです。

「お金は二の次」とはこういった意味なのです。まずはトレードを好きになろう!

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